【フロントガラス交換後の繊細なエーミング作業も実施可能! 】

修理前

松本市からのお客様でトヨタ・ライズになります。

飛び石によりフロントドアにひび割れが発生して交換の依頼を承りました。
自費での修理依頼となります。

※ 修理する際の方法はさまざまなので、お客様のご都合や希望を確認して適切な修理方法を提案させていただいております。

【修理内容】
フロントガラス・・・・・・・・・・・・・ガラス交換
エーミング作業

 フロントガラスに飛び石によるひび割れが発生してしまったようです。
カメラ付きの為、エーミング作業が必要になります。

エーミング:ASV(先進安全技術自動車)が正しく作動するための校正作業のことで、ASVに使用されるカメラやミリ波レーダー、超音波センサー、赤外線センサーといった検知ディバイスが正しく作動するための校正作業のことです。

フロントガラスを交換した後や、バンパーを脱着しただけでも作業が必要になります。

ガラス交換は以下の手順で作業が行われます。
① ガラス面に接しているワイパー、ルームミラーなども取り外し、次にカウルトップパネルを取り外します。
② フロントガラスを押さえている周辺のモールを取り外します。その後に、ガラスとボディ間の接着剤をカッターで切りガラスを外しやすいようにします。
③ フロントガラスを取り外し、ボディ側に残っている接着剤を丁寧に削り落とします。

▼ フロントガラスを取り外した状態です。

▼ 新しいガラスを取り付けていきます。
④ ガラス接着面に接着剤をガンタイプ容器で丁寧に塗布して、交換ガラスをボディに乗せて強く押し込み圧着、装着します。
⑤ モール組付け、カウルトップパネルの取り付けと順次取り外した部品を取り付けます。
⑥ 新品のフイルムアンテナ、ETCアンテナ、ドラレコを貼りつけていきます。
その際には接着性を向上させる活性化剤SICA ACTIVATORを使用します。

▼ エーミングには必要な工具や作業環境があり、国の基準を満たした知識やスキル(電子制御装置整備の整備主任者等)が必要になります。
さらにエーミング作業は繊細なため、床の水平度や風に影響を受けない無風の室内での環境が要求されます。

車輛中心線を割り出し、ターゲットを設置します。
QRコードの大きい版がターゲットボードになります。

▼ OBD診断機を接続して点検していきます。
診断機画面の手順に従って作業を進めていきます。
OBD診断機【On Board Diagnostics(車載式故障診断装置)】:
自動車に搭載されている電子制御装置の故障を診断するための装置

▼ 【異常なし】を確認してエーミング作業完了となります。

▼ 最後にガラス面をガラスクリーナーなどでクリーニングを行い、車検シールなど必要なシールも貼りなおします。
 

■ 特定認証工場として、エーミングなどの作業をするために、取得しておりますので、ガラス交換等安心して修理依頼してください。

 本日はご入庫頂き誠にありがとうございました。(^人^)感謝♪

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