【緊急飛込での対応になりました！ 】
• 修理前
大阪方面より観光バスツアーの一台 いすゞ・ガーラの緊急修理依頼になります。
長野県へ旅行目的で運行中の出来事。
通常のコースとは違い道路工事の為迂回を余儀なくされ、ことに至ってしまったようでした。
翌日朝迄の納車をどうしても！_(._.)_とお願いされてしまい断るにも断れず、弊社スタッフにも相談した結果、やってみましょう！💪との返事があり、挑戦しました。
※ 修理する際の方法はさまざまなので、お客様のご都合や希望を確認して適切な修理方法を提案させていただいております。
【修理内容】
リアバンパーコーナーパネル・・・・・・・・・・・・鈑金塗装修理
▼ 右のＦＲＰ素材で出来ていたコーナーパネルは見事に炸裂。
外してみたら、フレーム迄曲がっていました。
▼ 外してみたらこんなんなっていました。
本来なら、交換間違い無しなんですけどね。
▼ フレームの曲がりはウインチを使用して引っ張り出して修正をかけます。
▼ 今回は、骨格修理担当と、コーナーパネル修理担当と別れ、作業を進めていきました。
骨格担当者の引き出し修正・溶接作業状況です。
▼ コーナーパネル担当者が、炸裂してしまっているＦＲＰ素材のコーナーパネルの修復に取り掛かります。
自動車FRPバンパー修復に使われるFRP整形用ポリエステル樹脂を使っての修復になります。
▼ 最初にガラスマットを補修する部分に合わせて、適切な大きさにカットして、アセトンを使って、ガラスマットを貼る部分を洗浄します。
ポリエステル樹脂を適量の硬化剤と混合した後に、ガラスマットに含侵させて貼りつけます。
気温、液温、硬化剤の量により硬化時間が変わります。
可使時間が限られているので迅速丁寧な作業が要求されます。
強化プラスチックにする樹脂なので、軽量で衝撃に強く、耐水性耐食性に優れます。
▼ 樹脂が乾燥したら表面にパテを盛り付けて研磨を数回繰り返して滑らかに仕上げます。
▼ 塗装は4色の為、工夫して塗分けました。
▼ 赤外線ヒーターによる強制乾燥を行います。
▼ コーナーパネルを車体に取り付け最終の塗装をしていきます。
深夜作業なので投光器を数台配置して明るい状態を確保しての作業となります。
▼ あれほど炸裂していたパネルが何事もなかったかのようにきれいに仕上がりました。
▼ 入庫は18:00でしたが、多分夜中のAM2:00には終了予定でしたが、気づけば朝6:00完了。
非常にギリギリの納車となりました。💦💦💦💦💦💦💦
▼ これで安心して観光ツアーに戻れます。
安全運転で楽しい観光旅行が出来ますよう・・・・
洗車と車内清掃をしてお引き渡しとなります。
本日はご入庫頂き誠にありがとうございました。（＾人＾）感謝♪
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